前号:クラーク制度の活用
前号でオススメしたクラーク制度。実はまるでも、同じような実体験として成功体験があるので、オススメしています。まるは、医療機関ではないですが、クライアント医院との対話と議事録という2つの業務が必ず発生する業態です。
まるの打ち合わせ
現在のまるのサポートは、必ず打ち合わせには、2名以上で訪問をし、それぞれの役割を決めています。
①対話、インタビューをする人
②議事録を取る人
これによって、サポートできるクライアントの数が大幅に増えました。以前に比べると、3倍近く受けられるようになったと思います。1人で対応するわけではないので、漏れもなくなりますし、クライアントさんからしても、レスポンスが誰かしらからいきますので、スピーディーに対応することができます。
それに、数もそうですが、それ以上にサポートの質が上がったと思っています。1人の能力をいくら高めたとしても、フォロー出来る範囲には限界があります。それぞれが得意分野を活かし、協力することで、医院経営の支援力を最大化していると思っています。
もちろん、人件費という経費はかかります。ですが、それ以上のメリットを実感しているからこそ、クラーク制度をオススメしたいのです。
人件費増にも勝るメリットとは
以前のまるの打ち合わせは、それぞれの担当が個別にクライアント医院に訪問をしていました。
対面で打ち合わせをし、問題を抽出した上で解決策を一緒に決めていき、その後、話し合われた項目を議事録としてまとめます。対応する業務に関しても、それぞれの担当者が遂行していくということで、完全個人プレーのサービス提供を行っていました。
そして、社内での共有がほとんどない。そんな状況なのに、自分なりに仕事にこだわって、丁寧に取り組んでいる姿は素晴らしいとさえ思っていました。(あー、今考えるととっても痛々しい…苦笑)
ただある時に気づきました。「全て自分でやらないと気がすまない」という考えは生産性を下げ、チーム(会社)の足を引っ張る。
自分らしく自由に働いている人は、仕事のシェアするのがうまいです。礼儀正しく丁寧にお願いして、他の人に仕事を渡していく。だからこそ、自分にしかできない仕事や、本当にやりたいことに集中できているんだなーと感じます。
仕事を人に依存させない
私、鎌形個人のことをいえば、人の話を聞いたり、インタビューをするのは、とっても得意です。最長で7時間ぐらい聴き続けることもできます(笑)実はタイピングも、人が驚くぐらい早いです。しかし…議事録は、超がつくほど苦手。
そして、苦手な議事録を取りながら行うインタビューは、とってもぎこちないわけです。ーそれはそうです。相手の話をインプットしながら、頭の中でまとめて、タイピングでアウトプットしているんです。同時に2つ以上のことを行うのって、本当に神経をすり減らします。…そのすり減りようといったら「燃えたよ…まっ白に…燃えつきた…まっ白な灰に…」と、事務所のコーナー(片隅)で白くなるぐらいです。
何より、相手は嬉しくないですよね。「画面ばかりみて、もっと私を見んかい!」と思われていたと思います。
それに、サービスを提供する我々も、人生の中でどう変化していくのかはわかりません。突然事故に遭うかもしれませんし、病にかかるかもしれません。そのため、人に依存しない形で、医院経営の支援が実現出来るようにしていきたいと思っています。
“チーム”での仕事
「自分がやるべき仕事」だけに集中することが義務だと考え、自分が不得意な仕事はそれを得意とする人にパスをする。自分が悪戦苦闘していた仕事(議事録)を、ある人(島田)はクリエイティブな才能を発揮し、またたく間に処理してしまうんですねー。その時・・・「あー、1人の人間が出来ることなんて、たかが知れてるなー」と思いました。
同時に、チームで仕事が出来ることに感謝の気持ちが生まれます。ーーいつも助けてくれてありがとう(泣)
…人間の才能ってほんと面白いですね(^^)
でも、周りの仲間の才能を使わせてもらって、それでも残った作業については、決して軽視してはいけないとも思います。創造力を駆使し、心を込めて本気で取り組む。デバイス、仕組み、アプリケーションなどをフル活用して効率化をを図り、最短時間で終わらせる。
そうやって、自分が「やるべき仕事」だけに集中できる楽しい「ジブン時間」をなるべくたくさん作り出す。
効率化で得られたジブン時間はすべて、「独創性(自分にしかできないこと)の追求」と「長期的な構想」を完成させるためだけに投資する。
常に、「自分にしかできないこと」だけに集中して、社会に提供し続けること。それだけが「仕事」と呼べるものなんじゃないかなと思います。職種は関係ないし、オリジナリティーを追求するために大切な時間を費やしたいですね。
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