まるの事業理念

みなさん、こんにちは。株式会社まるの鎌形です。

株式会社まるも事業を興してもうすぐ10年目を迎えようとしています。
2年前に考えた事業理念。根本的な方向は変わらないものの、新たな捉え方、解釈に至ったので、新たな事業理念について配信していきたいと思います。

まるの事業理念：
「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」

なぜこの事業理念に至ったのか？

一言で言えば、目の前のヒトの人生のために、笑顔のために、本気で行動するヒトたちが好きだからです。
自分の私利私欲のためではなく、誰かの人生のために自分の時間を費やすことができる。誰かの笑顔のために自分の時間を費やすことができる。
そうやって行動するヒトたちが好きで好きでたまらない。そして、とても心を動かされます。理由はありません。ただ、胸が熱くなるのです。好きになったヒトに対して理由がないことと同じように、単純にそうゆうヒトが好きなのです。好きなんですもの。仕方ない。

応援者であり、実践者でもありたい

まるは、「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」を実践する先生の応援者でもあり、私たちが実践者でもありたいと考えています。

応援者の立場では、これまで数多くの「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」を実践される医療機関の先生（経営者）に出会ってきました。心のそこから尊敬できる方々です。
おもしろい事実なのですが、多くの場合、「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」実践される先生ほど、見える化が上手ではありません・・・。見える化が苦手なことで、ホームページの運用に苦戦していたり、良い人材を集めることができず、マネジメントに困っているケースも多い。だからこそ、先生がやりたいことに注力できる環境を整えるべく、手段としてブランディングや、ホームページ制作のお手伝いをしてきました。そして、先生たちに寄り添うことで、世の中の役に立てる実感を得たかったのだと思います。今後も「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」を実践する尊敬できる先生たちとの出会いを楽しみにしながら、手段の引き出しを増やし、研鑽し続けていきます。

一方で、まるは実践者でもありたいとも思っています。
なぜ、目の前のヒトの人生のために、笑顔のために、本気で行動するヒトたちを応援してきたのか？・・・答えは自分も同じように行動していきたいと思っているからです。
自分の憧れを、すでに実践されている先生に重ねたのです。役割の違いはあれど、私たちも想いは同じです。目の前の困っているヒトたちに手を差し伸べる。私たちだからこそできる「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」の実践の形があると思っています。女性が働くことを諦めなくてよい女性組織の実践、家族と仕事の両立の実践、テレワークなどの新しい働き方の実践・・・一定の成果が出たものもあれば、取り組んでみたけどもまったくうまく行かなかったこともたくさんあります。まだまだ試行錯誤の最中ですし、変化もしていくのだと思いますが、まるらしく地道にコツコツ、実践者としての道を歩んでいきたいと思っています。

なぜ医療業界を支援するのか？

まるが行っている仕事は、医療業界を支援する仕事です。なぜ医療業界を支援するのか？・・・答えは「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」を強く感じる業界だからです。医療を志す方の動機の多くが、「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」であることが多く、その実践をされている先生は本当に多いのです。もちろん、他の業界でも「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」と行動する方は数多く存在しますが、現時点で一番濃度が高いと感じるのが医療業界なのです。だからこそ、私たちは医療業界を支援してきました。

例えば
・在宅医療で終末期の患者さんと支えるご家族のために、最期の時までより良く生きることに寄り添う先生
・重篤な病気にならない予防のために、どんな些細な患者さんのお悩みにも寄り添い、通い易い環境を整える先生
・コロナで不安感を持つ患者さんのために、誰も答えのわからない中で、いち早く発熱外来、ワクチン接種に手を上げ動かれた先生
・コロナで後遺症に悩む患者さんのために、西洋医学から東洋医学まで幅広く提供される先生
・重度の障がい者を持つ親御さんのために、通所デイケア施設を立ち上げた先生
・お子さんの将来の歯の健康のために、怖くない歯科をコンセプトに通い易い環境を整える先生

このような先生たちと関わる中で、心が震える感覚になる瞬間が何度もあります。そして、こうした先生たちの支援ができることを誇りに思います。

医療業界の常識を理解しつつ、院長のやりたいことを支援する

医療業界は知れば知るほど、特殊な世界であることを痛感します。一部の例をあげると、女性組織であること、専門職であること、独自のルール(医療法など)があること、収益の大半が保険収入であること、良くも悪くも奉仕の精神で成り立っていることなど。これらの特殊性によって、一般的な広告・PR手法、マネジメント手法、採用手法が通用しないことが多分にあります。特殊な世界であるからこそ、医療業界の常識を理解せずに改革を推し進めてもうまくいきません。応援者である私たちは、医療業界の知識・経験をアップデートしていく必要があります。
また、「ヒトの人生のために」「ヒトの笑顔のために」を実践する先生たちがやりたいことを実践するためにも「ヒト」が必要です。集患、採用、マネジメント・教育、理念浸透など、テーマは多岐にわたりますが、医療の世界でもキャリア形成・働き方に関する考え方が徐々に変化してきており、ますますマネジメントの難易度は上がってきているように思います。一般社会の流れが、医療業界にも影響を与える場面も増えてきました。だからこそ、医療業界の特殊性を理解する一般人として、医療業界の外にいる私たちに力になれることがあると思います。

もうすぐ10年目を迎えるにあたり、事業理念を見直しました。
これまで以上に社員一同で一致団結して、先生たちのやりたいことの実現に向けて、より一層の精進を重ねてまいります。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。