まるの事業理念を考えてみました。

みなさん、こんにちは。株式会社まるの鎌形です。

今日はまるの事業理念について発信していきます。

まるの事業理念

人を大切にする医療者の『想いの集光器』の役割を担うことで、愛と感謝が感じられる人を増やす

※想いの集光器とは？
・・・医院経営者の想いは、十人十色。しかし、その想いを言語化し、深め、伝えられる人は少ない。私達が介入することで、その言葉にできない想いを集約し、より深く伝わる役割を果たすこと。

 

医療業界を支援する仕事

まるが行っている仕事は、医療業界を支援する仕事です。
目の前のクライント医院さんとお話することが多く、直接患者さんとお話する機会はそこまで多くないものの、ホームページ制作やブランディングで医院さんと関わらせていただく過程で、様々な患者さんに出会います。

そして、写真撮影などで、実際に先生方と、患者さんとの関わりを見させていただくことがよくあります。そこで、あることに気づきました。

 

クライアント医院の共通点

多くのまるのクライアント医院さんに共通しているのは、「人を大切にする医療者」であること。

具体的には、

• 目の前の患者さんを大切にして、寄り添う覚悟を感じる
• 患者さんやご家族、スタッフ、どのような立場の人にも、敬意をもって接している
• スタッフを大切にしている
• 収益を上げることを第一目標にしていない
• 地域のため、業界のため、誰かのためという視点がある
• そもそも、自分らしさを大事にされている（周りは関係なく、自分が本当にやりたいかどうかという基準がはっきりしている）

簡単にいうと、とても魅力的で、尊敬できる方々なのです。

しかし、最初からこのような考え方に至った先生は珍しく、
大きな失敗や、様々な紆余曲折を経てこのような考え方に至っている方が多い印象です。

当然、そんな魅力的な方々なので、患者さんにとって無くてはならない存在になっていて、先生やそこで働くスタッフさんに出会うことで、人生にふさぎ込んでしまい、前向きに生きることができない人、絶望感を感じている人、どこか空虚感を感じている人、医療に対して懐疑心を持っている人たちの光にもなっている。

そんな場面をこれまでも何度も見てきました。

例えば最近では、在宅医療の現場で訪問同行をさせていただき、患者さんが先生と出会った瞬間に、「ありがたや〜ありがたや」と手を合わせてお話をされている現場にお伺いしました。ねえ！先生聞いて聞いてと、いわんばかりに、おばあちゃんがいろんな日常のお話をされるのです。
この先生は常に患者さんの声に耳を傾けます。そうした日常に、どれほどおばあちゃんの心が救われているのかは計り知れません。

また、医療だけではなく、福祉の分野までの話になりますが、重度の障がい児や障がい者向けの通所デイケア施設を行っている先生は、在宅医療を通して、24時間365日、親御さんがお子さんの面倒を見続けなければならなく、親御さんは働くこともできないという現状を目の当たりにして、施設を創り、地域の受け皿を作られている。

そこに通われているお子さんたちと、スタッフさんたちのやりとり、先生とご家族とのやりとりを見て、温かいなぁ。この場所があって良かったなぁ。と涙が出そうになるぐらい、人を大切にする方々なのです。

そんな場面に出会ったとき、私は、この仕事をしていて本当に良かったと思うし、こうした先生たちの支援ができることを誇りに思います。

 

間接的に患者さんに寄り添っていきたい

こうした先生たちの存在は、患者さんにとっては光です。
その光が届くスピードが遅くなることで、その後の人生が変わってしまう人がいるかもしれない。
だからこそ、私達は、人を大切にする医療者の『想いの集光器』の役割を担うことで、愛と感謝が感じられる人を増やしたい。

より深く先生の考え方やあり方を深く伝えられる集光器の役割となって、まだ見ぬ悩める患者さんに伝わるような支援をしたり、その先生たちとともに働く同志を集めるための支援をしたい。そして、より深く同志たちが一体感をもって働けるような支援をしたい。

一体感をもって働くとは、先生の想いや考え方が明確になることで、スタッフさんたちが、「これはどうすればいいですか？」と指示がなければ動けない状態ではなく、「先生の想いに近づくためには、こういったことをすれば良いと思うのですが、どうでしょうか？」と、自ら主体的に動いてくれるようになること。そういった人が増えれば増えるほど、経営者である先生は、スタッフさんたちを心強いと思うだろうし、スタッフさんたちの役に立てているという実感ももてると思います。

私達は医療従事者ではないけれど、ホームページ制作やブランディングを通して、間接的に、患者さんに寄り添っていきたい。そのためにも、クライアント医院が患者さんに寄り添っているように、まるもクライアント医院さんに寄り添っていたい。そして、同じ温度で一緒に進んでいく存在でありたい。
そんなことを考える今日このごろです。

新しい出会いに感謝

最近は愛知、岐阜、三重を始め、全国の医院経営者様からお問い合わせをいただく機会が増え、様々な想いをもって医院経営をされている先生方との出会いをしております。
それぞれの地域で、まだまだ悩める先生たちがいる。
私達は、これからも、人を大切にする医療者の『想いの集光器』の役割を担うことで、愛と感謝が感じられる人を増やしていきます。