今回のテーマは「統一感」です。
院内掲示だけではなく、クリニックに統一感があるということは良い魅せ方に大きく影響します。
では、統一感のあるクリニックには、どんな特徴があるのでしょうか。
統一感のあるクリニックの共通点
統一感を出すために大切なのは、クリニックのコンセプトやターゲット層の軸を固めることです。
- 患者ターゲット層に合わせた外観や内装の徹底
- 患者ターゲット層を院長だけでなく、スタッフも理解している
- 発信業務を院長ではなく、担当のスタッフが行っている
ただ、最初からターゲット層を明確に決めて、現実とマッチするケースは稀です。
開院後、「あれ?開院当初はファミリー層が多いと思っていたけど、実際に来院している患者さんは40代以上の男性が多いぞ…」と気付き、ターゲット層の見直しをするというケースも多くあります。
弊社でホームページを作成する際には、改めてターゲティングの見直しを行います。なぜ、このロゴなのか、どういう印象を患者さんに与えたいのか?などのヒアリングを行い、ターゲット層を明確にしてから、ホームページ作成を行うようにしています。
実際に、院内掲示物を40代50代のお勤めの方が見やすいように文字を大きくし、コントラストをつけて見やすくするという改善を行ったこともあります。そういった積み重ねがあって、はじめて魅せ方の統一が実現でき、患者さんの期待値に応えられるのではないかと思います。
統一感のあるクリニックになるためには
年末年始のお知らせや取り組み事項のお知らせなど、お知らせすることがたくさんある中で、課題になってくるのが、統一感をどうやって出すか、掲示物の運用をどうするか?ということです。
外部業者に頼むとコストがかかるので、院内掲示物に関しては、スタッフさんが作成しているケースがほとんどではないでしょうか。
しかし、その中で、弊社へ院内掲示物作成のご相談をされる院長がなぜいるのか?というと、ある共通した悩みがあるということがわかりました。
そのお悩み上位ベスト4をご紹介します。
1.作成を担当していたスタッフが退職し、院内掲示物の更新がストップしてしまった
→他のスタッフへの引き継ぎが難しい、得意なスタッフが残るとも限らない
2.掲示物作成スキルに差があり、統一感がない
→スタッフによって文字のサイズやフォント、色味やレイアウトにばらつきが出てしまう
3.毎回ゼロから作成している
→データの保存のルールが決められておらず、毎回探す時間がかかってしまっている
4.通常業務外なのでスタッフの余裕がなくなる、院長自身で作るしか無い
→作成時間が必要なので、本来の業務とのバランスをとることが難しい…
もしも、上記のお悩みに当てはまることがありましたら、院内に任せられる人を育成するか、外部業者へ委託することを検討するのも一つの選択だと思います。
しかし、外部業者に委託するのはコストも院長自身の労力もかかるので抵抗がある…という方は、まずは、院内でできることを実施していただけたらと思います。
具体的には、「これやっといて!」とスタッフに丸投げするのではなく、ターゲット層やコンセプトカラーをしっかり決めて、使う色や素材など、条件を明確にしてから、スタッフへ依頼をするという方法です。
そうすることで、ある程度、統一感も出せますし、スタッフもゼロから考えなくて済むので負担も軽減できます。
デザイン条件の例
●コンセプトカラーの色を指定する 例)ロゴマークの緑と黄色 |
●使用するフォントサイズは○ 例)14以上 |
●使用するフォントは○○ 例)メイリオ |
●縦向きのA4サイズで統一 |
●使用するロゴマークの配置場所は右下に固定 |
●使用する色はできる限り3色までに留める |
また、掲示物を貼り換える期限を決めていないクリニックも多いです。
おすすめの方法は掲示物の右下に“〇月×日まで掲載”と期日を決めたり、院内掲示チェックデーを決めたりするなど、あらかじめ期限を決めることです。
作成の段階から、PDCAサイクルを決めることで、貼り換え忘れ防止にもなりますのでオススメですよ。
そんな時間はない・・という方
そうはいっても、そんなに時間がない・・でも外部業者に依頼するのは費用がかかるし・・とお悩みの先生がたくさんいらっしゃいます。
また、依頼するにしても「統一感」を出すには、スタッフにやり取りしてもらうのも難しい、自分でも前はどうだったかな・・と悩むことも少ないという状況が多いです。
まるでもホームページだけではなく、パンフレットや名刺、院内資料などの制作依頼をいただきますが作って終わりではなく、“魅せ方の統一化“を大切にしています。
統一感のある魅せ方を意識することで、院長が目指すクリニック像が患者さんやスタッフさんに伝わりやすくなります。
株式会社まるでは、ホームページ制作や、クリニックのデザインに合わせた印刷物、院内資料などの作成も行っております。
初回はデザイン費を頂戴しておりますが、その後は印刷実費と印刷代行費 <5,000円(税別)>のみのご請求で済む場合が多く、増刷する内容に関しては、コストを抑えることができると大変好評です。
コロナ禍でさまざまなことに厳しい時代と言われていますが、デザインの魅せ方や印刷費など、まだまだ見直しや改善できることからはじめてみてはいかがでしょうか。
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