「スタッフ面談」に関する院長の悩み
開業クリニックの院長から、スタッフ面談に関してご質問・相談をいただくことが多くあります。内容は多種多様で、マネジメントに関するお悩みは年々増えていっているかもしれません(笑)スタッフ面談に関する代表例を記載いたします。
- 診療が忙しく面談の時間確保も難しい。どうしたら良いか。
- スタッフと面談で自分が何を話したらよいかわからない。
- 面談はやったほうが良いのはわかっているけれど、定期的に時間をとることができない。毎年時期がバラバラ。
- 面談は1対1が良いのか、部門ごとが良いのかわからない。
- 最適な面談時期がわからない。ボーナス支給の時は必要か。
- 院長がスタッフ面談をやらなければいけないのか。
- どういう場所で実施したら良いのか。
- 昼休憩時間に行う場合はタイムカードはどうしたら良いのか。
まるが行うスタッフ面談の目的(ヒアリング編)
スタッフの目標管理や、スタッフと院長のコミュニケーションが目的である面談については、弊社が同席することはあまりありません。(ご開業後、はじめての面談などは同席することがありますが…)
では、どのようなタイミングでご一緒させていただくか?というと以下のようなケースです。
- 院内で院長が把握しきれない問題が起こっている時(スタッフ間の派閥や人間関係が良くない雰囲気があるなど)
- 院内の当事者同士だと話が建設的に進まないような場合
- スタッフ退職が続き、既存メンバーに率直な意見をヒアリングをしたい時
- 採用強化(ホームページの作成)を行うために、今のスタッフさんの率直の意見をヒアリングしたい時
▼参考:採用強化時の面談
基本的には、まる1名・スタッフさん(1名or部門ごと)のケースが多く、まずは話を聞き、現状把握を優先とした面談を行っています。稀に院長がご同席いただくこともありますが、院内の問題を取り扱う時は同席を控えていただくこともあります。
当事者同士ですと、感情的な会話になってしまったり、その後の診療業務にわだかまりを残してしまうこともあるためです。特に退職が相次いだ時のヒアリング時には院長も心苦しくなってしまうと思いますので、同席は控えていただいています。
関連記事:▼第28回「クリニックのスタッフ面談-1on1で院長はなぜ失敗するのか?」
https://www.maru-nagoya.jp/blog/marucli_vol28/
人事考課面談について
ある程度、組織化が進み院長からの直接マネジメントをすることが減っていったタイミング(=事務長や部門長が育ってきた時期)には、人事考課面談として「上司や事務長」と一緒に三者面談のように面談を行うこともあります。
マネジメントを院長から権限委譲していくフェーズですので、人事考課面談の際は院長は同席することは減っていきます。
スタッフ面談の目的は何か
スタッフ面談を実施したから良い!というものではなく、「スタッフ面談の目的」が重要だと考えています。日々のご診療がある中で、スタッフさんとの面談時間を確保することは、1人あたり10分〜15分だとしても多くの時間を要します。
面談前の下準備をしっかり行いスタッフさんと一体感のある経営を一緒に構築できたらと思います。
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