今は、スマートフォンを使って医療機関を検索する時代です。

スマホ対応していないホームページは、スマホから閲覧することはできても文字サイズが小さくなるためとても見えづらくなります。

また、リンクやボタンも小さくなるため誤って違うリンクを押してしまったり、上下左右にスクロールやズームをしなければならなかったりと操作性も非常に悪い。

こういったユーザーのストレスは、サイトから離脱する原因になります。

 

こちらの記事でも、スマホやタブレットに対応する「モバイルファーストの重要性」について解説していますが、スマホ対応=年齢層が若い患者さんのための施策だと思っていませんか?

 

今回は、高齢者が多いクリニックの場合についてを考えながら、スマホ対応の必要性に迫っていきたいと思います。

 

高齢者が多いクリニックこそ「スマホ対応」が必要

小児科や婦人科、矯正歯科など、比較的患者さんの年齢層が若いクリニックの場合はスマホ対応の必要性を語る必要はないかもしれません。実際に、小児科などのホームページは60~80%がスマホユーザーです。

では、比較的高齢者が多い内科や整形外科の場合では、スマホ対応は必要なのでしょうか。

 

スマホ対応の必要性は、患者の年齢層に依存する?

結論からいうと、高齢者の利用が多いクリニックでもスマホ対応は必要です

内科や整形外科に限らず、どの診療科でも同じことが言えますが、高齢者の利用が多いとはいえ若い患者さんも来院されると思います。また、患者さんが高齢になるほど、患者さんのお子さんやご家族の方がクリニックを検索している可能性が高くなります。

そのため、弊社で行っているアクセス解析の内容から見ても、スマホユーザーは50%~70%を占めており、ホームページに訪れるユーザーの年齢層の平均は、25~45歳といった比較的若い世代が最も多いゾーンとなっています。

また、高齢者のスマホ利用率も年々増加していることを考えると、スマホ対応は診療科の年齢層に関係なく必要であると考えられます。

 

スマホ利用者が利用しやすいページを作成する

スマホ対応のサイトを作るかどうかを悩む際は、どうしても患者の年齢層から必要か不要かを判断してしまいがちです。

ですが、冒頭でもお話したとおり、スマホ対応していないサイトはスマホで見るととても見づらく操作性が悪い。

高齢者は特に、文字の小ささや操作性の悪さから読むのを諦めてしまいます。

 

スマホ対応したサイトは、このようなストレスや不具合を解消させます。

スマホの画面や端末の設定に合わせて文字が大きく表示されるため、指で拡大しなくても見やすいサイズで表示されます。

また、リンクやボタンも指で押せるように大きめに設定されていることもスマホ対応の特徴です。

ボタン一つで電話がかけられたり、地図を表示させてナビゲーションできるという点もスマホ対応しているサイトの大きなメリットであります。

 

まとめ

このように、クリニックのホームページをスマホ対応にすることは、患者さんの利便性を高めるうえ、新患獲得のハードルを下げることにもつながります。

スマホユーザーはこれからますます増えることが想定されます。より利用しやすいホームページを作りたいものですね。

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