前号:忘れがちなスタッフ目線
スタッフ間の雰囲気が悪い、人が続かない、求人を出しても応募が来ない・・・。
今回は院長先生を悩ませる、“人”にまつわる問題にスポットを当てていきます。
目次
クリニックでの”人”にまつわる問題とは
お客様から寄せられるお悩みで多いのは以下の2つです。
- 内部の人間関係
- 採用関連
どのお客様も、多かれ少なかれ似たような悩みをお持ちですね。
特にスタッフが一斉に退職したり、ずっと働いていた人がやめたりすると、先生ご自身が「やり方を変えないといけないのか?」「自分のせいなのか?」という思いに駆られるようです。
その経緯でまるへお問い合わせいただくこともあります。
実際のクリニックにあった人間関係の悩みと対処法
能力の高いリーダー格のスタッフが原因となって、組織の雰囲気が悪化しているというケースをよく耳にします。
感情で他のスタッフを振り回したり、仕事をブラックボックス化したり・・・。
その人がいないと業務が回らないという状況を、自ら作りだしていることもあるようです。
能力の高いスタッフが辞めたとき
結論から言うと、残ったメンバーでも十分業務は回ります。
逆にムダな工程を省くことになる場合もあります。
例えば「私を通さないと仕事を進めてはいけない」というような判断を、あるスタッフがしていたこともあります。ブラックボックス化していた作業をいったん“見える状態”にすることで、効率化できます。
ただ一時的に負担が増すことは間違いないので、採用の入口をあらかじめ作っておき、いつでも補強ができるベースを整えておくことをおすすめします。
組織の改善にかかる期間
組織の改善には、だいたい1年ほどはかかります。
まず現状確認のために3〜4ヶ月は必要です。スタッフ同士の主張が食い違っていて、争いになっていることもあります。
ですので、いろんな方向から事実確認をし、「原因は何か?」を探っていきます。
まるのサポート
まるでは客観的な視点から現状を把握するために、スタッフの方全員と面談する機会をいただいています。面談で、一人ひとりの思いを確認します。
実際に皆さんと接してみると、院長、リーダー、スタッフ…それぞれの認識が少しずつずれていることがあります。それでも、「困っていることはないか?」「抱えているものはないか?」という話をしていくと、共通して「ここの部分はちょっと…」という課題が見つかることが多いです。みんなの前では言いにくいことも個人面談だと話してくれることもありますね。
あと、面談前にスタッフ間における相互理解の研修を実施することもあります。仕事上の会話はするけど、プライベートのことは一切話さない、といった話も耳にします。
弊社としても、お互いのことが多少なりともわかるようになるので、スムーズに面談に移行できます。
まずは現状理解。その次のステップは?
面談を通して、例えば10人中8人が「この人との関わりに苦戦しています」と言っていれば、それは院としての問題点といえます。
まずは抱えている問題点の洗い出し、後日、院長に共有しつつ、どこから改善に取り組んでいくのか優先順位を決定し、実行に移していきます。
面談は事実を知ること、医院をより良くしていくことが目的で、決して退職者を増やしたいわけではありません。院の体制が変わって、問題となっていたスタッフが改心してくれたらベストですよね。
このようにみなさんのお悩みを紐解きながら、状況を改善していきます。まるは、組織を四角にしたいわけではなく、“まる”くしたいのです。
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