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佐藤あつしクリニックの佐藤 温先生に、弊社を導入したきっかけやサポート内容についてお話を伺いました。
取材日 . 2019.11.15
地域に愛されるクリニックを目指しています。ものすごく特殊な治療を提供しているクリニックではないので、地域に根ざした医療を目指したいと思っています。
どうして、そのようなクリニックを目指しているのでしょうか?
子どもの頃、医者の祖父と叔父と父がやっている病院の近くに住んでいて、「近所の人がほぼ患者さん」というような環境で育っていました。「いつもお父さんにお世話になっている」と近所の人に言われることがあり、「父が地域の人のために努力し、感謝されているんだ」ということを子ども心にすごいなと思っていました。実際、自分で開業し、近所で患者さんに会った時、声をかけていただいたり、こちらから声をかけたりできることも嬉しいと感じています。
また、“スタートレック”というアメリカのテレビドラマからも医師を目指したきっかけがあります。そこに登場する宇宙船の中にいる1人の医者が、誰かが病気や怪我をした時、皆を助けるんです。その姿を見て「皆に信頼されていてすごい!」と思っていました。宇宙船の中にいる1人の医者が、周りに頼られる事と同じように、この地域(中川区)の皆さんに頼りにされ、皆さんを助けられる存在でありたいという思いがあります。
まず、僕たちから特徴を挙げさせていただくのであれば“先生のお人柄”だと思います。「お医者さんっぽくないお医者さん」というか。対等感を持って接してくださり、患者さんや協力者にファンが多いというイメージです。人情味あふれるクリニックさんだと思っています。スタッフの皆さんも、どこか人情味のある方が多いと感じています。
ありがとうございます。 “人情味あふれるクリニック”というのはその通りだと感じています。医学的な治療のことを一番責任を持って取り組むのは院長であり、医者だと思います。それは僕がやらないといけないことだし、僕しかできないことだと思っています。でも、例えばそれ以外に、「思いやりを持って患者さんに優しく接して安心感を持ってもらう。」これもとても大事に思うポイントです。大事にしたいことを、どうやってスタッフに浸透させて、行動してもらうのか。皆が行動しないことには、自分が思っているクリニックにはなりません。そこを目指す過程を、まるさんに手伝ってもらっています。最近では、ありがたいことですが、院長である僕自身の考えを、看護師も医療事務もかなり理解してくれています。そして、それを実行してくれるようになってきています。このあたりも、特徴の一つになりつつあると思います。
(出会いは2017年の冬。送られてきた「まるクリ」で見た写真の二人(鎌形さん・島田さん)が、そのままいるなという印象でした。写真で見たイメージと、実際に会ってみたイメージが一緒なことにすごく驚きました。今でも思います。写真のイメージと違う人、たまにいるじゃないですか。それだと「えっ!?」と思ってしまうけど、まるさんは写真のとおりだった。両手で円を描いて「まる」っていうポーズをしている写真を見て、このポーズが素直にできるということは、よほど胡散臭い人達なのか、それとも本物なのか、どちらかだと思っていました(笑)
「どんな人なのかが全く分からない」というところは、不安に思っていました。だけど、自分やクリニックが抱えている問題を解決できるようなことが、まるクリに書いてありました。だから、「この人達はやってくれるだろう!」と思ったけど、実際にお会いした時、「鎌形さんと島田さんは合うのか、合わないのか?」という点が心配でした。【患者さんに思いやりを持って接し、安心感をもってもらいたい】という話も、ある程度考え方が合う人でないと話が通じない。だから、【本当に通じる人なのか、思いを共有できるのか】と不安に思っていました。でも最終的には、印象が柔らかめだし、写真もニコニコしているし、きっと大丈夫だろうな…と思い切って相談しました。
例えば、接遇の講師の研修会などを少し見たりはしましたけど、行っても一回きり。「クリニックにどんな思いがあるのか?」を理解して、その思いを噛み砕いてスタッフに伝えることはしていませんでした。基本的な接遇のことを対応してくれても、それだけだとちょっと違うよな…と思っていました。あと、開院当初からクレドを作りたかったのですが、「作ったとしても、うまくそれを利用できないだろうな」「スタッフに浸透できないのではないか」と思っていたので、それを手助けしてくれるパートナーを探していました。
過去にスタッフ同士の色々な問題があって、辞めたりする職員が出てきた時に、やはり、スタッフ教育みたいなものをしっかりやって、「自分のクリニックをどうやって運営したいか」という思いも、きちんと伝えていかないとダメだと思ったからです。スタッフが辞め、新しい人が入ってきてもずっと悩んでいたので、そこを変えたいと思って決めました。
朝礼をやるようになって、こんなに皆が発言してくれるとは思っていなかったです。毎日、共有するクレドを1つ決めて、読んで、それぞれが気付いたことを話してくれますが、スタッフそれぞれに、「毎日きちんと考えてくれているんだ」と感じるし、興味深い話を毎日してくれるようになりました。院長としても「ああそうなんだ!」と気付かされることが多いです。こういうことを、皆が素直にできるようになったことは大きいと思います。朝礼を始める前にスタッフ研修をしてもらった時、僕も含めてお互いの距離が、少し縮まったことも影響していると感じています。
いっぱいありすぎますね。まずは、鎌形さんと島田さんが笑顔で話を聞いてくれる所。いつも3時間話しているけど、あっという間だもんね。もう次は話すことないだろうと思いながらも、やっぱり話しやすいというか。今もそうだけど、うまく引き出してくれるというか。あと、悩みに対して的確に答えてくれる。「ああそうか!」と思える。僕が知らないような、お二人が知っている専門性の高いこと、コミュニケーションのことやスタッフ関連のことも含めて、アドバイスしてくれるのもすごいなと。今はホームページも頼んでいますが、ホームページのSEO対策(検索対策)も、言われた通りにしてみると本当に効果が出ているのを実感できています。あと仕事が早い!そして、痒いところに手が届く。ホームページもブログ記事を書きっぱなしにして、「こういう風に直してほしいんだけどな…気付くかな」と思っていたら、気付いて直してくれて、「そうなんだよ!そうしてほしかった!」とか。あげだしたらキリがないです。
実際勧めているんだよ、皆に。でも皆、腰が重いんだよね(笑)クリニックのスタッフのことで悩んでいるとか、口コミなどの患者さん対応で悩んでいるとか、ホームページのことで伸び悩んでいるとか、そういったことに関して、本当にまるさんは優れていると思っているので。ライバル医院でなければ皆にオススメします。逆にあんまり教えたくないくらいですけどね。
ずっと気になっていたのはホームページですね。5年前に開業したとき、ホームページを作っているところが少なかったので、当時は、他院よりも少し目立っていました。早い段階でインターネット診療予約にも取り組んでいました。でも、この5年で、周りも同じ流れになってきたと感じています。インターネット診療予約のところも増えたし、ホームページもどんどんきれいになってきた。だから、今回(まるに)作ってもらったホームページを見て、満足できるものができたと感じました。
ホームページを変えてから、本当に反応がすごいです!「まる、すごいな」と思いました。今回一番多かったのは、アレルギー検査の反応です。毎日のように「ネットで見ました、アレルギー検査してください。」という電話が次々と来ます。ビックリしちゃいました。
ありがとうございます!ホームページは公開してからの運用の方が大事なので、お喜びの声をいただけて本当に良かったです。先生がLINEでもお喜びの声をくださって、まるスタッフのモチベーションもうなぎのぼりです。
今までホームページを更新しても、そんなに反応はなかったんです。ブログを更新しても、たまに患者さんから言われるな、くらいの感じでした。アレルギー検査に関しては「ネットで20分でアレルギー検査ができるって見ました。」という新規患者さんが毎日1人か2人は必ず来るんです。すごいですよ。
それと、SEO対策で「中村区」と入れてもらったから、中村区の患者さんが増えた実感があります。丁度看板も新しく出したので、相乗効果もあるのかなと思います。
ホームページを公開してから3ヶ月後。ここからは、 アクセス解析というデータを見ながらお話させていただきました。
ホームページからのお問い合わせや来院数アップのための課題を見つける分析機能のこと。以下のようなポイントを見ることで患者動向を掴む。
どのような検索をされているのか?
どの地域からアクセスされているのか?
どのページが一番見られているのか?
どの検索キーワードだと滞在時間が長いのか?
作成したホームページの直近1ヶ月間の数値と、過去に運営されていたホームページのちょうど1年前の同期間の数値を比べると、およそ5倍の数値になっています。
こんなに増えているんですか!?これはもう、僕のおかげではなくて、まるの皆さんのおかげですね。自信を持ってください。
ありがとうございます。ちなみに、先生が書かれている症例ブログから入ってきている方も多いようです。「アレルギー検査 名古屋」などで調べて入ってきている方も多いです。
アメブロなどでブログを書いていたら、今のように検索の上の方には上がらないですよね。
そうですね。「自院のホームページ内でブログを書く」この効果が検索結果にも出ますね。
だから皆に教えたくないんですよね。
公開して3ヶ月経過しますが、「症状 名古屋」の検索でヒットするようになってきています。他ですと屋号検索が圧倒的に多いですが、時期的な要因もあり、「アレルギー」の検索もすごく多いです。あとは花粉症関係などですね。
疾患名だとどうですか?
白血球減少症や機能性ディスペプシア、咳喘息などもあります。
診療していると、何となく今のニーズや、何という言葉で調べられているかも分かりますが、データで実際に見られるのが良いですね。
そうですね。的確にニーズを捉えるというのも非常に大事です。ちなみに、一番見られているページがトップページ、次が予約ページ→院長ブログ→クリニック紹介→健康診断という順番になっています。(※2019年5月時点)
今の時期は健康診断が多いんですよね。
そうですよね。その次によく見られているのが、20分で分かるアレルギー検査になっています。花粉症のページもやはり多いです。時期的なもので、困っていらっしゃる方が多いですね。
例年はこうではなかったです。患者さんがすごく増えた気がします。今年は花粉の量が多いので、それで患者さんが増えるのもあるんでしょうね。解析データ通りの患者さんの反応を感じています。
ありがとうございます。
まるさんにSEO設定(検索対策)のことを教えてもらったじゃないですか。通っている美容院に、どうやってネット対策をしているのか聞いてみたら、スタッフさんがやっているらしく、まるさんが言っていたことを教えてあげたんです。それで検索してみると、やはり言われた通りのSEO設定をしている所が上位に出てくるので、まるさんの言う通りだ!となりました。本当に素晴らしいです。
タイトルの設定を間違ってしまっているホームページは本当に多いと思います。ちょっとしたキーワードが抜けてしまうだけでヒットしないんですよね。
すごいね!まるさんに変えて良かったと(スタッフの)皆で言っています。毎日看護師さんと「またアレルギー検査の患者さん来たけど、どういうこと?こんなにホームページを見ているんだね!」と話しています。
良かったです。でも、先生やスタッフの皆さんのご協力のおかげです。結果につながって良かったです。
皆に教えてあげたいけど、ライバルには教えたくないですね。
ありがとうございます。そこはしっかり診療圏を守ってサポートをしますので、ご安心下さい。 ※弊社では、クライアント医院と競合する地域(弊社判断)の医療機関とのお付き合いはお断りさせていただいております。
実は、周りの先生(知り合いの院長)がこんなに反応があることを分かってくれないので、すごく残念に思っています。そんなに残念なホームページにお金払っているのなら、変えてみたらどうだろうか?と言っているんですけどね。こんなにしっかりフォローしてくれるし、他の人にも勧めてみたいんだけど、みんなホームページの大切さがいまいち分からないようなんですよね。こうして、分析して対応できるのも、野立ての看板とは全然違うところだと、僕は思うんですけどね。
ホームページが患者さんが来る1つの入口という認識がないため、そこに投資するなら、他に投資すべきところがあるのではないか、と考えられる方もいらっしゃいますね。佐藤先生は徐々に数値も伸びてきて、効果も感じていただけている状態なので、費用対効果も高いと思っていただけているのだと思います。
どんな先生でも同じような結果が出るのかな?
それは、残念ながら、断言できないですね。どの先生でも、佐藤先生のような結果が出るかというと、そうではありません。先生・クリニックが、もともと持っている魅力も影響しますし、競合事情にもよります。それに、先生からの情報提供量・ご協力の度合いによっても変わると思います。また、佐藤先生の場合は、クリニック内部の体制に一体感があったので、結果にかなり影響していると思います。具体的には、①ホームページ制作にスタッフの皆さんが協力的であったこと、②接遇や連携がしっかりされており、患者満足度が高かったことです。内部の状態が整っていない状態で、外部に発信するホームページだけを充実させた結果、期待値だけが高くなり、接遇面で悪い口コミを書かれてしまうこともあります。残念なケースだと、過去に在籍していたスタッフに悪い口コミを書かれてしまう…ということもあるみたいですよ。内部の体制が整ってないところには、外見だけ良くする提案はなかなか怖くてできません。内部がしっかりした状態で、外に出すというのがベストだと思います。
以上でインタビューを終わります。佐藤先生、ご協力いただきありがとうございました。